十勝ならではの広々としたところで豚を放牧する。敷きわら、おがくずをふんだんに使い十分なスペースで豚が遊ぶそんな農場が今増えています。日本の一般的な畜産はブタを過密な中で飼うのでどうしても薬剤の量が増えています。特に抗生物質は耐性菌の原因となり大きな問題になっています。安全な豚肉を食べることは環境保護にもつながります。
- ホエー豚
チーズを作った時の副産物をホエーといいます。乳酸菌などが豊富でこれを与えると肉質が改善し病気になりづらくなるので薬剤も削減できます。
- 発酵微生物の給餌
アースジェネター、EMなど発酵微生物を給餌し肉質を改善するとともに病気になりづらくなります。
- 放牧豚
広い場所でのびのび育つので病気になりづらいですが、運動量が多いので 肉が固くなる傾向があります。
- SPF
子豚のころ抗生物質で 菌を殺して病原菌が少ない豚にします。衛生管理が徹底的になされており、ワクチンや抗生物質の使用量も少なくてすむように飼育されています。
- 密飼
日本では一頭当たりの飼育スペースが0.8㎡のところが多いですが、2から3㎡は確保したいものです。やはり広いとストレスが減り、病気のリスクは小さくなると思われます。